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2010年11月

第一回 コミュニケーションアゴラ 好評のうちに終了!!

 第一回のコミュニケーションアゴラ、実験開催ではありましたが非常に盛り上がり、好評のうちに終了しました。

まず、島内さんの「幸福論」の講義。コンパクトながら、哲学初心者にとっても非常にわかりやすく、哲学の歴史を紐解くだけでなく、現代の議論にも踏み込み、高度な内容をかみくださいてご説明くださりました。

 その後のディスカッションでは、一人一人幸福について語り、またそこから友情論に発展。身近な幸福、公共との関係、また友情なども「あえて言葉にする」ことで、深めて考えるきっかけとなりました。

 今回参加いただいた参加され大学生の方より感想の言葉をいただいています

あわせて、ぜひごらんください

 次回は2月に開催予定です。このブログを読まれて興味を持った方、ぜひご参加ください

 

                   ■■■参加からいただいた感想 ■■■

 久々にいいお天気に恵まれて開催された、第1回コミュニケーション・アゴラ。いちょうの木には銀杏が実り始め、哲学を勉強していない平凡な学生のわたしは初めての東京大学になんとも言えない緊張をしておりました。このプログラムは、まずはじめに倫理学を専門に研究されている島内さんからこの会の趣旨説明とテーマレクチャーの講義がありました。

値観が多様化している中、人との関わりあいの中で、どうしても生じてしまう不毛な対立をかわすための方法として、最低限の人間関係やコミュニケーション・共通理解を可能にし、まぁまぁ妥当な落としろころを探っていこうというのが、この「コミュニケーション・アゴラ」であります。「この人訳わからんわ」と怒って対立し合っちゃいかんってこと。相互理解に努めましょう、といったところでしょうかその後、自己紹介と、「自分がどんなときに幸福を感じるか」ということについて、ひとり1分程度で話してもらい、それからみんなでディスカッションをしていきました。これこそ「しあわせや~」と漠然と思っていたのですが・・・() 友だちといるときがしあわせっていう意見から、一体、どんな人を友だちと呼べるのだろう、という議論があがりました。

 確かに、みなさん社会人なだけあって、「友だち」に関する思いがそれぞれです。そこでわたしがひとつ思ったのは、今、会社の同僚や学校の友だちを越えた関わりやつながりのようなものを求めている人が多い時代ではないのかなーということです。利害関係のない、人間関係。それがネットでたまたま知り合った顔も分からない相手との交流を認められてきているのは人間関係が希薄になってきているからこそ、ちょっとした出会いも大切にしたいと思うのかな、と感じました。 twitterとか、まさしくそうだな、と。それから、島内さんの講義の中で、個人的に引っ掛かったのは「適応選好形成」の考え方です。(劣悪な環境におかれつづけたために欲求のレベルが下がること。環境のせいで高望みしなくなること。)(↑島内さんの資料より引用)これから考えると、友だちとか、同僚とか、そういった関係を越えたところに出会いやかかわりを求めるのは(私だけかもしれないけど)「人間関係が劣悪だ」というこの環境に適応するべく、新たな手段を探しているからなのかなーと思ったり・・・。自分が求めているものって、環境によるところが大きい。

環境が自己決定を促していて、われわれはそんな見えないプレッシャーにいつもさらされているんだなーと思いました。ところで、そしたら一体わたしはどんな人間関係が築きたくて、どんな関係が理想なのか、人間関係に何も求めているのか、いい関係になるための出会いの場に条件があるのか、など、いろいろ浮かんできました。考えるきっかけと勉強するきっかけになりましたねー。もっといろんなしあわせを知りたいです! って、いつのまにか自分の感想に終始してしまい、すみません!わたしは単純に、(差し入れの)ケーキが食べれて、高尚な知識も得られて、それについて人と話しが出来て、まさしく「しあわせ*(にこ」って感じた一日でした。

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